実際、記述・論述問題って独学でできるの?<第28話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。武田塾の勉強方法で京都大学に合格しました。合格までのエピソードをブログにまとめて書いていきます。
前回は、京大模試を受験しました。京都大学のレベルに自分は到達していなかった、ということを自覚しました。高校3年生の夏の時点の成績はこちらの記事を確認してください!
高校3年生の夏は「京大模試」にもやられましたが、京大模試の前後で過去問も解きました。いや〜、過去問も難しかったです。
実際に解答したのが、下の答案です。構文ミスや単語の誤訳が目立ちます。
ここで独学で勉強する受験生から質問が多そうなこの話題について・・・
記述問題・論述問題って独学で大丈夫なんですか??
高田の回答は「全然大丈夫」です!
もちろん誰かに見てもらえるなら、誰かに見てもらった方が良いと思います。ただ「独学で無理か・・・?」と言われると「独学でも大丈夫」です。
武田塾が選ぶ参考書は「採点基準が詳しい参考書」を選んでいます。独学で勉強していて、記述問題や論述問題を不安に感じるなら、「選んでいる参考書が悪い」と僕は思います。あるいは、記述・論述問題の解答解説を読んでも理解できないくらい「基礎力がない」ということだと思います。
『得点奪取現代文』
現代文の記述対策でお世話になった参考書。
現代文で記述問題対策ならこの参考書抜きには語れない。
『英文和訳演習 中級編』
和訳対策の参考書で、注意するポイントを解説してくれています。若干、古い文章ですが、和訳対策ができる数少ない参考書。
- 作者: 伊藤彰芳,佐藤裕治,中野泰男,仁科淳司,坂本勉
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: 単行本
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『納得できる地理論述』
社会の論述も河合塾シリーズのこの参考書で対策OK!
採点基準が詳細に書いてあります。
記述問題・論述問題の対策において大事なことは「復習の時に完全答案を自力で作れるようにすること」だと思います。自分の答案があっているかどうかはどうでも良くて、採点基準の中で足りないポイントを見つけて、採点基準を全て満たす答案を自力で作ることを意識して練習しました。
京大模試でC判定・・・という結果でしたが、ここからの京都大学の傾向に合わせた「記述・論述対策」で成績を上げていきます。その話はまた次回。
さて、京大模試を終えた高校3年生の8月に、再度、武田塾の受験相談に申し込みました。
武田塾の受験相談に申し込むのはこれで3回目です。武田塾の受付の方からはこんなメールが返ってきました。
高田 史拓さん
受験相談お申込みありがとうございます。
ただ塾長が「高田君の受験相談は対応できない、理由は高田君がよく理解しているはず。」と言っていました。
申し訳ないですが、今回は受験相談を受けることができません。
武田塾の無料受験相談を断られてしまいました。
林塾長や中森先生からすると、「武田塾検証ブログを勝手に消して、武田塾に迷惑をかけたにもかかわらず、また受験相談にくるなんて・・・」と考えてのことでしょう。
ここでまた決意します。
「困ったから相談するのではなく、しっかり自分で考えて行動しよう」
「受験の天王山」である夏を終えて、高校3年生の秋を迎えます。続きは次回。