高校3年生2学期スタート!改善策を本気で考える。<第29話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。武田塾の勉強方法で京都大学に合格しました。京大合格までのストーリーをブログで書いていきます。
前回は、「独学でも記述問題・論述問題できるようになるよ!」ということをお伝えしました。記述・論述対策のオススメの参考書も載っているのでぜひ!
高校3年生の2学期がスタート。
高校の授業も再び始まりました。
ここで苦労したのは、勉強の時間配分です。過去問をやりだすと、時間が足りません。京都大学の入試問題は英語120分、国語120分、数学120分、社会90分という超ロングコース。過去問をちょっと1年分やるだけで時間が消えます。
「ただ過去問をやるだけならあまり意味がないな」
「過去問をやる以上はしっかり改善策を考えないと」
と考えるようになりました。「改善策」がすごく大事です。
まず、自分が改善が必要だと考えたのが「数学」です。
京都大学の文系数学と同じレベルの『文系数学の良問プラチカ』を何回もやり、数学の実力はついてきているにもかかわらず、とにかく過去問を解いても点数が安定しない。150点満点で60点〜100点までブレが大きかったです。
原因は明確で「ケアレスミス」が多かったことでした。
「このまま策をうたないと、また本番同じようにミスをしてしまう。」
「策を本気で考えよう。」
そこで試行錯誤し、<<自分なりの数学のルール>>を作りました。
数学の120分の時間配分
【1】最初の30分で問題を全問見てみる。見た瞬間解けそうな問題には○、考えれば解けそうな問題には△、難しそうな問題には×をつける。
【2】○→△→×の順番で問題を解いていく。解き終わったら一度答えを見直す。
【3】最後の30分は新しい問題を解かない。見直しに徹する。
武田塾チャンネルでも話したので、この動画を見てください。
教えて高田先生!! 目標点や捨て問はどうやって判断する!?|受験相談SOS vol.545
このやり方で「改善策」を考えながら、過去問演習をすると一気に点数が上がりました。高校3年生の2学期は、過去問をやりながら、自分に足りない部分は何かを徹底的に考え、補完する作業を繰り返していました。新しい参考書にはあまり手を出しませんでした。
過去問演習の追加として、Z会京大コースを受講!感想は・・!?
実は、高校3年生の秋にZ会京大コースを受講し始めました。
問題がZ会から送られてくるので、答案を作成し、郵送する、というものです。感想は「添削してもらえるのはありがたかったが、返ってくるのが2週間後なので使いづらい」という印象。
Z会の問題は、模試代わりとして活用していました。
Z会がどんな人にオススメかというと、やることがない人向け。
僕自身、高校3年生の夏の時点で武田塾の参考書ルートを終えていて、あとは過去問演習をしていく、という状態だったので、そんな人はZ会を受講するのもありだと思います。
ただ、参考書がまだ終わっていない人は先に参考書で勉強することをオススメします!参考書の方が解説が詳しく、わかりやすいので。
さて、高校3年生の秋の「第2回京大模試」について、次回は書いていこうと思います。高校3年生の11月。夏のリベンジはできたんでしょうか・・・??