林塾長「英語・数学の2科目勉強はダメ!英語1科目に絞ろう」<第15話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。僕は武田塾の勉強方法で京都大学に現役合格しました。合格までのエピソードをブログにまとめて書いていきます。
前回は、僕の受験生時代を振り返っても大きな出来事「ネクステージを図書館に1日こもって終わらせた事件」について書きました。気合い入れれば意外に終わる!
しかし、高校2年生の6月は高校の文化祭などで忙しかったり、モチベーションがずっと高いわけではなく、サボってしまう時期がきました。当時は英語「ネクステージの復習」や数学「基礎問題精講2B」をやっていましたが、「両方の課題が終わらない!」という日が多かったです。
●武田塾の標準ペース
システム英単語・・・100個
ネクステージ・・・2章
速読英熟語・・・5テーマ
基礎問題精講2B・・・10問
が1日の量になります。
「これが終わらないってどういうこと?」という量なんですが、高校2年生の僕は本当にサボり魔だったんです。(笑)
そこで、また林塾長からコメントがブログに届きました。
林塾長
「高田君、英語と数学の課題をやるのが無理なら英語に絞るしかないんじゃない?」
高田
「いやいや、いくらなんでも英語1科目に絞るなんて・・・」
林塾長
「両方中途半端が一番まずいよね?2科目勉強する時間とれないなら絞るしかないじゃん!」
高田
「・・・わかりました。」
みたいなやりとりがブログのコメント欄でありました。英語と数学の2科目の勉強がうまくいっていない自分を見かねた林塾長が究極のアドバイス「1科目集中型の勉強」を提案してくれました。
当時は数学が好きだった自分にとって、苦手な英語科目のみしかやらない勉強で「本当にこれで伸びるの?」という思いや「そもそも自分がサボるから1科目しか勉強しちゃダメと言われてしまうんだ。もっと頑張らないと・・・。」という思いが芽生えました。
林塾長のアドバイスをもとに、「数学の勉強を完全ストップ!」を決断。
英語1科目に絞った勉強を進めていくことになります。これでなんとか毎日の課題がクリアできるようになりました。「自分の今の勉強時間に合わせた計画」が大事なんです!だから無理に2科目するよりも、まずは「英語」に集中してやる方が、結果として早く勉強ができると思います。高校1・2年生や部活動で忙しい方はぜひ真似してみてください。
そして英語はいよいよ「長文」の勉強がスタートします。
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英語の長文で気をつけたのは・・・
○知らない・忘れている・不安な単語は調べてルーズリーフにまとめて覚える
○長文をコピーして全てSVOCや句・節を振る
長文をやっていくと単語でつまづくことがわかってきました。長文が読めない原因を考えると「見た瞬間に単語の意味が言えない」状態だからだと気づきました。「単語を見た瞬間に言えるかどうかがすごく大切だなあ」と痛感。
気づくまではシステム単語の英単語がただ訳が言えればOKと考えていました。ただ「followの訳はええーーーっと・・・従う!」ではダメだと、長文では通用しないと気づきました。
そこからシステム英単語をとにかく繰り返しました。瞬間的に言えるようになるまで反復学習をしました。英語の長文の勉強をしていくうちに「英語の勉強で一番大変な時期って単語・熟語・文法を覚える、最初の段階だな」と感じました。このブログを読んでいるみなさんは、なんとか最初の辛い時期を乗り越えてください。
次はいよいよ武田塾の無料受験相談に行きます!