独学するも失敗・・・「復習日」を取らずに進みっぱなし。<第9話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。武田塾の勉強方法で京都大学に現役合格しました。京大合格までのストーリーをブログにまとめて書いていきます。
前回の記事は武田塾の動画を見つけて「すごい!」と思って独学をはじめるも間違えた問題をそのまま放置。東進の授業を受けっぱなしにしてしまっていた頃と同じ状態になってしまいました。前回の記事はこちらからご覧ください。
前回の記事で書いた通り、高1秋~冬にかけて1冊の参考書を全然完璧にできていませんでした。その理由は「間違えた問題のやり直しを後回し」にしてしまったから。と書きました。もう一つ理由があります。
それは「復習日」をとらなかったからです。
武田塾の勉強方法は「1冊を完璧に」できるように考えられています。そのなかで1週間の勉強の進め方も決まっていました。それはこちらです。
「4日進んで2日復習、1日テスト」というのが武田塾の1週間の勉強サイクルでした。これを自分は守っていなかったのです。
もう少し「4日進む&2日復習」について説明すると、1週間は7日間ありますよね。英文法の問題集『ネクステージ』を1日2章ペースで話を進めると・・・
月曜日 1・2章
火曜日 3・4章
水曜日 5・6章
木曜日 7・8章
金曜日 1~8章の復習
土曜日 1~8章の復習
日曜日 確認テスト(調整日)
間違えた問題なら、1週間で3回できるようにする!というのがこの勉強のポイントでした。
高1秋~冬の自分はこう考えていました。
「今までの復習をするよりも新しい範囲の勉強のほうが新鮮だし面白い。復習は面白くない。」
「参考書ルートで京大に合格するまで何をやればよいか決まっているから、早くそれを終わらせないと・・・。復習で止まっている時間はない。」
と考えていました。だから「7日間進みっぱなしの勉強」いや正確に言うと「4日進んで2日サボる」くらいの勉強でした。
武田塾の使っている参考書は真似しているけど、「4日進んで2日復習」はできていない・・・という人、意外と多いと思います。僕自身、復習しないままの勉強方法でこのあと痛い目に合っています。絶対に復習日を設けることをおすすめします!!
参考書ルートで合格までの全体像が見えるためか「先に進みたい!」と思う受験生も多いですが、完璧になっていないまま先に進むのは本当に危険な行為なので注意してほしいです。
間違ったやり方の「独学」には注意してください。予備校で授業を受けっぱなしにしてしまっているのとほとんど同じ状態です。「一冊を完璧に」という言葉の大切さをまだまだ自分は知りませんでした。
このあと高校1年生ながらセンター試験の問題を解いてみます。結果は次の記事で!