東進の映像授業を受けた高1の自分。<第2話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。このブログでは武田塾の勉強方法で京都大学に現役合格するまでの出来事を順番に書いていきたいと思います。
前回の記事は中学校の卒業式を終えて、まず自分がたてた最初の戦略について書きました。
「公立高校の遅い進度では中高一貫校のライバルたちに勝てない!」
「東進の映像授業で、中高一貫校のライバルに追いつくぞ!」
と決めて、高校1年生ながら東進衛星予備校に入塾しました。
最初は「映像の授業なんて集中できるのかな?」「目の前で先生が教えてくれたほうがわかりやすいのではないか?」と少し不安もありました。
実際に映像授業を受けてみて感じたのは・・・・「わかりやすい!!!」という感動でした。
東進衛星予備校は大手予備校からトップ講師を次々と引き抜いています。
代々木ゼミナールのナンバーワン講師で有名な西きょうじ先生も最近、東進に移籍しましたし、今や東進の看板講師、今井宏先生ももともと河合塾や代ゼミ、駿台のトップ講師で、そこから東進に引き抜かれたそうです。
予備校の先生としても、大阪校で授業をして、上本町校で授業をして、京都校や神戸三宮校、西宮校で授業をして・・・というよりも1回授業を録画してそれを全国の受験生に配信するほうが楽ですし、自分の授業をより多くの受験生に届けることができます。
だから東進には有名講師が集まる仕組みになっています。
そんな大物講師の授業はわかりやすいに決まっていますよね。僕が受けた授業は安河内先生の英文法の授業でした。安河内先生は本当にカリスマで、英文法の説明を体系的にわかりやすく伝えてくれました。
「英語なんて言葉なんだ。こんなもんやれば誰だってできるようになる!」
このセリフは僕にとって衝撃的でした。
「英語なんて大嫌い。勉強したってできるようにならないのではないか。」と先入観を持っていた自分にとって安河内先生はPCの向こうであのセリフを語りかけてきました。
もう一度書きます。
「英語なんて言葉なんだ。こんなもんやれば誰にだってできるようになる!」
この言葉は今も自分の根底にあり、英語は誰でも成績を伸ばせる科目であるのと同じように「苦手科目という言葉は存在しない。」「どんな科目だって正しい方法で勉強すれば成績は上がる。」と今の自分の信念になっています。
安河内先生のカリスマ性に魅了され、安河内先生の本まで買います(笑)。
早稲田大学に行きたい主人公の男の子と、地元の国公立大学を目指す女の子が受験コーチの指導のもとで勉強する青春受験ストーリーです。随所で勉強法や参考書が紹介されています。(紹介されている参考書は安河内先生の友人の先生の参考書ばかりですが・・・笑)
勉強方法は「薄い問題集を何回も繰り返して1冊をぼろぼろにせよ!」など武田塾の考え方に通じる部分も多いので参考になるかもしれません。「夏でスランプ」を経験してしまったり、東京での連日の受験で合格発表を見るかどうか悩んだり・・・受験あるあるが書かれており、高校1年生の自分にとってまだ遠い「試験日当日」を思い浮かべていました。
本の紹介もありましたが(笑)、安河内先生の本まで買うくらい東進の先生にハマってしまった東進信者の僕に高1の5月、ある事件が起こります。次はその事件について書いていこうと思います。
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