模試の復習方法を世界一わかりやすく書いてみた。
こんにちは。
暑中見舞いは、ポレポレです。武田塾教務の高田です。
関西では、8月13日(日)に全統マーク模試が実施されました。みなさんいかがだったでしょうか?最近は、武田塾神戸三宮校にいくことが多いので、神戸三宮校の生徒たちはしっかり結果を出せてるな〜と感じました。
模試が悪くて、落ち込んでる暇なんてない!!!
まず、模試を受けた人に言いたいのは、「模試が悪くても落ち込まないこと」です。
せっかく頑張って模試を受けても、悪かったら辛くなりますよね。思うように結果が出ない時、自分の方があいつより頑張っていると思っていた”あいつ”が自分よりも良い点をとった時、悔しい気持ちになりますよね。でも、落ち込んでる暇はありません。
落ち込んで勉強しなくなる、なら模試を受けた意味ないです。いくら、模試の自己採点を何回やっても結果は変わりません。「今日が入試でなくて良かった」と開き直りましょう。
点数や偏差値はどうでもよい。「どこの成績を伸ばせるか」が大事。
まず、模試の結果を見る時は、「点数」や「偏差値」、「判定」「校内順位」などをみますよね。当然、気になります。ただ、見て欲しいのはそこじゃないんです。
自分が志望校に合格するために、「何が今、できていないのか」「今後、どんな風に勉強すれば、できていないことができるのか」の「原因分析」が大事なんです。
例えば、英語の長文が読めない!という人がいたとすると、「読めなかった原因」を考えてください。「読めない原因」を考えずにやみくもに長文読解の勉強を続けても効果は少ないでしょう。
長文が読めない原因も様々です。
・英単語や英熟語を覚えていない。
・英文法を覚えていないから文法事項が出てきた時に混乱する。
・文法は理解していても構文を振れない。文単位で理解できない。
・文単位で理解できても、内容を忘れてしまう。
・内容はわかっても、問題を適当に選んでしまい、間違える。解き方がまずい。
・ゆっくりならできるが、スピードが遅すぎる。
などなど、一言で「長文ができない」と言ってもその原因は様々です。「できない原因」を潰していくことに価値があるので、自分のできない原因と向き合ってください。自分ではわからないよ!という人は周りの人に相談してください。
やっていないことよりも、やったことができているかどうか。
模試は現状の実力分析のためのツールです。ダイエットでいうなら、「体重計」とも言えるでしょう。今まで自分がやってきたことが正しいかどうかのチェックツールです。
そこで注意して欲しいのは、「やっていないことはできなくて当然」「やったことができているかどうかが重要」ということ。
英文法の勉強は終えたけど、英語の長文の勉強はまだしていない、という人ならマーク模試の第2問の点数とできていないところを確認してください。数学2Bの数列はやったけど、ベクトルはまだなら、数列の点数とできていないところを確認すべきです。
模試の解説よりも、参考書を調べながら模試の復習を行う。
模試の復習、というと模試の問題と解説のみで復習する人が圧倒的多数派だと思いますが、僕の考えは違います。
「参考書を使って、模試の復習をして欲しい!!」
と強く思います。
例えば、今回の第2回全統マーク模試ならば、ほとんどすべての問題が参考書の知識で解けるようになっています。ネタバレ防止のため、ぼかしています><
こんな感じで、数学の問題も「この解き方は基礎問題精講の56番の考え方なのにできなかったなあ・・・」と考えられるようになれば最高です!
今までの参考書でやった部分の「どこができていなかったのか」がわかれば、おのずと復習する問題が決まりますよね。
今までやった参考書で「実は完璧になっていなかった参考書」にも気づけるということです。成績を上げるには「参考書を1冊完璧にする」につきます。頑張ってね!!