無理に速く読んでない?自然と英語の文章を速読できるシャドーイングのメリット
こんにちは。武田塾教務の高田です。
今日のテーマは「速読方法」「シャドーイング」についてです。
まずは雑談。
最近、大阪で話題なのが「ヨドバシ橋」
関西の皆さんはもう見ましたか??
大阪駅から、ヨドバシカメラになかなかたどりつけないことで有名でした。ヨドバシ梅田に近づけないことから大河ドラマの影響で「真田丸」とも表現されていました。
ヨドバシ橋見てきました✨✨
— 高田@武田塾 (@tigakukirai) 2017年7月1日
大阪駅から武田塾大阪校までのルートは、地下からヨドバシに行くルートが主流でしたが、地上からヨドバシ橋を渡るルートでもタケダに行けますね…✨ pic.twitter.com/nBPiB2So2r
JR大阪駅からヨドバシ梅田に地上から行くことが可能になりました。これはJR大阪駅から来る武田塾大阪校の生徒にもありがたい話です。まだの人はぜひ行ってみてください。
さて本題に行きましょう!
自然と英語の文章を速読する方法を伝えましょう!「シャドーイング」
今日のテーマは文章を速読するにはシャドーイングが効果的!という話です。
京大に合格した僕は、80分でセンター試験の第4問の文章までが限界でした。
センター試験の英語は第1問〜第6問までわかれています。当初、僕はマーク模試などを受けても、第1問から順番に解き始め、第5問と第6問を解けずに終わってしまうことが多い生徒でした。
マーク模試を受けたことがある方だとわかると思いますが、第5問が物語?、第6問が評論です。その長い文章を読む前にタイムアップしてしまったのが、最初の自分でした。
とりあえず、「速く読む」。その結果はどうなったか・・・?
「このままだとセンター試験の英語の長文が読み終わらん!」ということに気づき、そこで僕がとった行動が「とりあえず速く読む」というもの。
しかし、、、時間内に第6問までたどり着くことはできても点数は変わらず。100点〜120点の間をウロウロしていました。
とりあえず速く読んでも、それは””文字を目で追っているだけ””なのです。
ただ速く文字を目で追ったからといって、それは「読む」ことにはなっていません。長文を読む段階でつまってしまう多くの受験生が、文字を目で追うだけになっているのです。
シャドーイングは文章を読む速さを上げる?!シャドーイングのメリット
メリット:音読すると返り読みをしなくなります。
日本人が英語を読むのが遅い原因は「返り読み」をしているからだと言われています。
The building that I visited yesterday is a museum.
こんな英文をあなたは頭の中でどう処理しますか?
○英語が速く読める人
「建物/そこに/私たちは/訪ねた/昨日/そこは/博物館」
左から右に英文を理解できている人の脳内はこんな感じ。
×英語を読むのが遅い人
「昨日、私たちが訪ねた建物は博物館です。」
訳は完璧ですが、「訳そう」という意識が強すぎて、英文を読むのが遅くなってしまっています。つまり、後ろから文を読む「返り読み」をしてしまっているんです。
音読すると返り読みができない!左から右に読んで、英語を理解することが矯正されます。だから音読が、英語の勉強に効果的だと言われています。他にも1つの文章を何回も読むことで、その文章が完璧になり他の文章に応用が利く、など音読の効果はたくさんあります。
音読ではなく、シャドーイング。その理由とは?
ここまでは「シャドーイング」という言葉ではなく、「音読」という言葉でブログを書いてきました。音読を推奨している塾はたくさんあっても、シャドーイングを推奨している塾はなかなかありません。
そもそもシャドーイングは何か?というとCDに少し遅れて英文を音読することをシャドーイング、と呼びます。小学校の時に「カエルの歌」を歌ったことがある人も多いと思いますが、カエルの歌の要領で、CDに遅れて音読していきます。
では、どうしてCDが必要なのか?普通の音読でも良いのでは?と考える方も多いと思います。
答えは「CDが合ったほうが良い」です。指導者側の立場からすると、音読のやり方は十人十色です。ゆっくり丁寧に読む生徒もいれば、かなりのスピードで読む生徒もいるでしょう。みんなバラバラの音読をします。
しかし、シャドーイングでCDを聞きながら音読をするとなると、CDの音声が「目標」になります。「CDのような速さで読めることが理想」とわかれば、その目標に近けるようにシャドーイング/音読をしますよね。
最終的には、CDなしでもCDのスピードで文章が読めるようになることが目標です。詳しいシャドーイングの勉強方法はぜひこの動画をご確認ください!
英語の勉強法 第6回 "シャドーイングの勉強法"|教科別勉強法
毎晩、寝る前のシャドーイング。バスを待つ間にシャドーイング。その結果、センター試験の英語の長文が間に合うように・・・。
こんなシャドーイングを毎日実践。寝る前や、バスの待ち時間にシャドーイングをやりました。すると、英語の文章が速く読めるようになり、センター試験の英語の長文が試験時間内に解き終わりました。点数も160点、8割まで上昇。シャドーイングのおかげでした。
具体的なシャドーイングの勉強法は、また今後の記事でご紹介します!
注目!武田塾の勉強法で京都大学経済学部に現役合格した話。