逆転合格の秘策?!勉強時間が足りないなら全部内職してしまえ??<第23話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。僕は武田塾の勉強方法で京都大学に現役合格しました。合格までのエピソードをブログにまとめて書いていきます。
前回は、勉強をサボってブログを消去した後、林塾長から電話が・・・!そして先輩たちが武田塾の勉強法で次々と逆転合格していく姿を見て、「自分もこのやり方で勉強しよう」と気持ちを新たにしました。まだ読んでいない方はこちらから。
僕が京都大学に合格する1年前のセンター試験の点数は65%でした。
そこから「逆転合格するための作戦」を考えます。
まず・・・勉強時間が足りませんでした。
学校が終わって、受験勉強ができる時間が17時からだとすると、17時〜22時まで勉強したとしても1日5時間でした。5時間×300日(1年)勉強したとしても1500時間です。
今の実力から1500時間勉強したところで、京大を狙うライバルたちも同じ時間勉強します。計算上、「逆転は不可能」になります。
でも、前提を変えれば良い、と思いました。
17時から勉強、と決まっているわけではありません。朝の時間を勉強に使えば良いですし、学校の授業中も参考書をやれば、ライバルとの差を埋められると思いました。
授業中に参考書を使って自習する。
「1時間目から7時間目まで全内職作戦」がスタートしたわけです。
僕は「数学」を内職でよくやっていました。ただ参考書を机の上に出して勉強すると、当然、先生にバレてしまいます。
そこでバレないように工夫しました。
数学の問題をコピーしてノートに貼っていました。
授業中は、ノートに問題をどんどん解いていく。学校の先生からすると、ノートに貼った数学の問題を解いている僕を見て「高田は一生懸命、俺の話をメモしているな」となるわけです。
このように僕の内職は、コピーした数学の問題をノートに貼る、などいろいろ工夫しました。その方法は京都大学に合格後、NAVERまとめにまとめたので興味がある方はご覧ください。
工夫に工夫を重ね、1時間目〜7時間目まで内職することに成功しました。
もちろん放課後も受験勉強に全力投球。参考書がようやく思ったペースで進んでいきました。1日の勉強時間は平日でも10時間以上は確保できていたと思います。
中には内職に関してこんな意見もあると思います。
「高校の先生に失礼だろ!」
という方もいるかもしれません。
もちろん失礼な行為です。
僕が高校の先生で、そんな生徒がいたら、当然怒るでしょう。
ただ、僕は「勉強するため」に高校に通っていました。自分が成績をあげるのに必要なことは「志望校のレベルまで参考書を完璧にすること」です。高校の授業を受けていても志望校に間に合わないことがわかっていたので、授業中も参考書をやっていました。
「高校の先生に怒られなかったの?」
という質問もありました。
実はめちゃくちゃ怒られました(笑)。
「お前なんか学校やめてまえ!」とすごい勢いで怒られたこともあります。ただ僕は自分の信じたことを貫こうと思い、参考書の勉強を一生懸命頑張りました。
最終的には怒られすぎて、高校の先生から呆れられました。
「こいつには何回言っても無駄だ」という状態になりました(笑)。
武田塾には、高校を辞めて早稲田大学に合格した藤田君という卒業生もいます。勉強時間が足りなかったら、自分なりの方法で勉強時間を捻出してください!藤田君は高校を辞めたら勉強時間が確保できたみたいです。
僕は高校を辞める勇気はなかったですし、明石北高校を卒業して良かったなーと思うので辞めることは推奨しません。ただ、こんだけ受験勉強にコミットしてる人もいるんだぞ!と知ってほしいので紹介します。
受験勉強をサボりすぎてブログを消去した高田ですが、なんとまたブログを再開させます。ハンドルネームは、次回の記事で紹介します!