センター試験の英語で160点突破!その方法を詳しく解説!<第20話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。僕は武田塾の勉強方法で京都大学に現役合格することができました。合格までのエピソードをブログにまとめて書いていきます。
前回の記事では「闇の時期」について書きました。彼女ができて、全く勉強に手がつかなくなりました。武田塾検証ブログも更新が途絶えます・・・。そんな前回の記事をまだ読んでいない方はこちら!
そして意外にも「闇の時期」に成績が上がり始めた科目がありました。
その科目は「英語」です。
勉強のスタート時の英語の成績は良くなかったです。
センター試験の英語は、高校1年生の時に95/200を記録。
当時からブログを書いていたので2chでめちゃくちゃ叩かれました。
実際、武田塾の勉強方法で英単語や英文法をやってはみるものの、なかなか成績は上がりません。100点〜120点を1年間さまよっていました。
「このままセンター試験の英語が読めないままだったらどうしよう??」と不安な気持ちでいっぱいでした。不安になる前に一生懸命勉強しろって話なんですけどね(笑)。
まずここまでにやってきた参考書を紹介します。
<高校1年生〜高校2年生春>
Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服
- 作者: 瓜生豊,篠田重晃
- 出版社/メーカー: 桐原書店
- 発売日: 2014/11
- メディア: 単行本
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<高校2年生 夏〜秋>
英語長文レベル別問題集 (3) 標準編 (東進ブックス―レベル別問題集シリーズ)
- 作者: 安河内哲也,大岩秀樹
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
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英語長文レベル別問題集〈4〉中級編 (レベル別問題集シリーズ)
- 作者: 安河内哲也,大岩秀樹
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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- 作者: 杉山俊一,塚越友幸,山下博子,早崎スザンヌ
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2004/12/16
- メディア: 単行本
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大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2 センターレベル編
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: 桐原書店
- 発売日: 2008/04
- メディア: 単行本
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かなり数多くの参考書・問題集はやりました。
英単語も相当完璧に近づいてきたと思います。
それでもセンター試験の英語を前にすると120点の壁にぶつかってしまいました。
「センター試験の英語の6割の壁の原因は何か・・・」
を考えた結果、二つあることに気づきました。
①グラフ問題や広告問題などセンター試験で特有の問題に慣れていない。
②読むのが遅いから間に合わない。
①は過去問の演習で何とかなるかなと思いましたが、②は深刻でした。
当時は80分の試験時間内にセンター試験の英語が解き終わるなんて信じられませんでした。「120分用の試験問題と間違えていない?」とずっと思っていました。自分で言うのも何ですが、京大に合格する人でも高校2年生の秋までセンター試験の英語で読み終わらずに悩んでいたんです。
「読むのが遅い」という問題の解決のためにやったのが「シャドーイング」です。
英語の勉強法 第6回 "シャドーイングの勉強法"|教科別勉強法
速読英熟語の文章をCDのスピードに合わせて音読することを「シャドーイング」と言います。シャドーイングをすれば、英語の長文をCDのスピードで読むことができるので徹底的にやりました。
僕は兵庫県の淡路島から本州にある明石北高校に通っていました。高速バス通学だったんです。明石海峡大橋の上で1時間に1本の高速バスを待ちながらシャドーイングをしていたのも思い出ですね。
シャドーイングをしっかり続けて、速く読める文章を増やし、「スピードを上げる」ことにこだわってきました。
すると・・・システム英単語の「反射速度が遅い」ことも問題点として浮かび上がってきました。
具体的には・・・「follow」という単語を見てから「えーーーーっと・・・続く!」という状態でした。英単語を思い出すまで時間がかかりました。
当然、そんな状態では長文を速く読めるようになりません。
改善策として、英単語を覚える時にもスピードにこだわろうとしました。「2秒以内に訳が思いつかないとアウト」という英単語をテストする際のルールを設けました。
そんな方法で英語の長文を読むスピードを上げていきました。
そして広告問題やグラフを用いた問題などをセンター試験の過去問を用いて対策。
ここであることに気づきます。
「今まではなんとなくで選択肢を選んでいたけど、ちゃんと本文のどこに答えが書いてあるか探せば、いけるな〜」
と、今まで雰囲気で解いていたことも発覚し、文章の中から「根拠」を探すようにしました。
すると、正答率も上がっていきました。
センター試験で120点の壁にぶつかっていた自分もセンター試験で160点を取れるようになっていました。壁を突破したのです。
高校2年生の秋の話でした。
この時期は、大変な英単語を覚える作業や英文法を覚える作業を春に終えていたので、あまり勉強せずに成績が上がっていた時期でもありました。
人生で初めての彼女ができて、勉強そっちのけ状態の自分もいよいよ本気になる出来事が起こります。続きは次回です!