参考書ってすごい!これ授業と全く同じやん!<第7話>
こんにちは。武田塾講師の高田です。武田塾の勉強方法で京都大学に現役合格をしました。京大に合格するまでのエピソードをブログでまとめて書いていきたいと思います。
前回の記事ではネットで勉強法を探し、武田塾の動画を見つけました。その武田塾の「参考書ルート」は志望校合格から逆算して設計されているところがすごい!と感じたというところまで書きました。まだの方はこちらからご覧ください。
この記事は「参考書ルート」を知ったところから始まります。
突然ですが、みなさんは「参考書」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
高校1年生の私は「参考書を難しいもの」と決めつけていました。
教科書よりも詳しい専門書のようなものを参考書とイメージしており、参考書で勉強するなんて高校1年生の自分にとってハードルがすごく高いように感じていました。
僕のように「参考書=難しい、詳しい、とっつきにくい」とマイナスイメージをもっている受験生も多いと思いますので、参考書のイメージを変える記事にしたいと思います。
当時の武田塾の参考書ルート英語の最初の1冊は『安河内の英語をはじめからていねいに』でした。
安河内の〈新〉英語をはじめからていねいに 1 入門編 (東進ブックス 名人の授業)
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2009/09/24
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「安河内」というとぼくが高1の春に授業を受けていた東進のトップ講師です。安河内先生の授業の話は以前にこのブログで書きました。
高校1年生で東進の「高校対応英文法」という安河内先生も担当の一人の講座をとっていました。上の記事でも紹介したように安河内先生の授業は本当にわかりやすかったです。
その安河内先生が書いた参考書『安河内の英語をはじめからていねいに』を買って読んでみました。読んでみてこんな感想を抱きました。
「めちゃめちゃわかりやすい・・・!!!!」
「これって授業で全く同じ説明やん・・・!!!!」
なんと安河内先生の英語の授業の内容と参考書の内容がほとんど一緒だったのです。書いた人が同じなので、当然と言えば当然なのですが・・・。しかも参考書は1冊1000円程度、授業と比べても破格の安さです。
何より、必要なことはすべて参考書に書いてあるわけだから、あとは覚えるだけという状態だったのが良かったです。授業なら安河内先生の話を一生懸命聞いてノートやテキストにメモして・・・ってしないといけないです。参考書ならはじめからすべて書いてあるところが素晴らしいと高1の僕は思いました。
今だからわかるのですが、ここ数年で分かりやすい参考書が次々と出版されています。
その理由は「映像授業が浸透してきた」から。映像授業の先生は1本授業を収録してしまえば、全国の受験生に授業を提供できるのでいろんな校舎に行かなくて済みます。
すると時間ができるので、その時間で分かりやすい参考書を書くことができるようになったのです。参考書が売れたりすると授業を受ける生徒も増え、さらに人気になりますよね。
だから本屋さんにいくと予備校の有名な先生が書いた本が多いです。また授業がそのまま参考書になった『実況中継シリーズ』なんかも人気です。もう「参考書=難しい、詳しい、とっつきにくい」というイメージは古いです。
石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)
- 作者: 石川晶康
- 出版社/メーカー: 語学春秋社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
極論、教科書なんていらないです。教科書を読んだってだれも理解できないじゃないですか。でも参考書ならみんな読めばわかると思います。「参考書=わかりやすい」というプラスのイメージがどんどん広まればいいなあと思っています。
さてここまで長かったですが、ここからいよいよ「独学」スタートです!